にこ

出典 : 公式ホームページ
雨に打たれて体調を崩した安達(赤楚衛ニ)は、黒沢(町田啓太)にタクシーで送ってもらう。
そこに黒沢の元カノ(!?)が乱入!
なりゆきで、安達は黒沢に看病してもらうことに…!
一方、柘植(浅香航大)は、湊(ゆうたろう)に会いたい一心で宅急便を頼みまくりますが…!?
それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』6話のネタバレあらすじ
黒沢(町田啓太)と元カノらしき女性が親しげに話しているところを見てしまった安達(赤楚衛ニ)は、ショックを受ける。
翌日、安達は体調を崩し、倒れそうになったところを黒沢に抱き止められ、タクシーで送ってもらうことに。
しかしそこに元カノが乗り込んできて、2人に挟まれた安達は気まずくてしょうがない。
『…あの、俺、降ります』
『なに言ってるんだよ、病人だろ?』
黒沢が『今日は安達を送っていくんだから、彼氏のところに帰れ』と彼女に言うと、
『イヤ!』と元カノ。
すると『何勝手なこと言ってんだよ、姉貴』と黒沢は声を荒げた。
彼女は元カノではなく、黒沢のお姉さんだったのだ。
安達が1人暮らしだと知ったお姉さんは、
『じゃあ、優一が泊まり込みで看病してあげたら?』とキラキラした目で提案。
こうしてひょんなことから、黒沢は安達の家に泊まることになった。
ドキドキの夜
家に着いた安達は、ブシュンッ!
『大丈夫か?冷えてきたんじゃないか?』
慌てて駆け寄ろうとした黒沢は、
下に置いてあったバッグにつまずき、安達をベッドに押し倒してしまった。
…ドクン、ドクン、ドクン
どちらの音かわからない心臓の音が鳴り響く。
…なにドキドキしてんだ、俺は。
安達は病人なんだぞ?労れ!
『あ…、熱、出てきたかな。体温計取ってくる。…ごめん』
黒沢は笑って謝ると、安達から離れた。
…ほんといい奴なんだよなぁ。
それなのになんでビビってんだよ。
安達は自己嫌悪と寒気に襲われ、布団にもぐり込んだ。
スイートライフ!?
翌朝、安達が起きると、心配そうに黒沢が覗き込んでいた。
徹夜で黒沢が看病してくれたおかげで、安達の具合はだいぶよくなっていた。
壁には、安達と黒沢のジャケットが仲良く並んで吊るされている…。
『ありがとな。黒沢の看病のおかげだよ』
安達が台所にいる黒沢に声をかけると、
『別に大したことないって』
黒沢が顔を覗かせた。
黒沢は安達のためにおかゆまで作ってくれていた。
『うまそ〜♪』
思わず歓声をあげる安達を見て、黒沢はにっこり。
熱々のおかゆを茶碗によそうと、
『今日はちゃんと家に帰るから』と言った。
『別に、…好きなだけ泊まっていいよ。
お姉さんも困ってたみたいだし。
黒沢には世話になったから…』
『…うん。じゃあしばらく泊めてもらおうかな?』
その時、茶碗を受け取った安達は黒沢の心の声を聞いてしまう。
…10月28日。
今日は安達との同棲記念日。
今日から2人きりのスイートライフ!
『…え!?』
…おそろいのパジャマを着て、
黒沢の作った料理を味見する安達。
…仲良く洗濯物を干す2人。
黒沢は妄想し終えると、
フ〜、フ〜…とおかゆに息を吹きかけ、
『火傷するなよ?』と微笑んだ。
『・・・・・・・』
もう既に火傷しそうです…!
安達は無言で頷くと、おかゆをかきこんだ。
スイートライフを回避しようとする安達
その日、会社に行った安達は定時が近づくと憂鬱な気分に…。
こんな時に限って、先輩の浦部(鈴之助)も仕事を押し付けてこないし、
このままでは黒沢の妄想どおりのスイートライフになってしまう!?
…あ〜!俺、どうなっちゃうんだよ!
安達は頭をワシャワシャっとした。
すると『どうしたの?髪、ボッサボサ』と藤崎さん(佐藤玲)が笑って髪の毛を直してくれた。
それを見た黒沢はなんだかムスッ。
安達が資料を持って席に戻ってくると、黒沢が待っていた!
安達が思わず隠れると、
「何時頃終わる?一緒に帰ろ?」と黒沢からLINEが。
…もう少しお時間ください。。
安達がこっそりその場から立ち去ろうとすると、
『あれ?安達パイセン!?』と六角(草川拓弥)が大声で話しかけてきた。
その声を聞きつけて黒沢がやってきて、安達は六角をギロリ。
今、黒沢が安達の家に居候していることを知った六角は、自分も行きたいと言い出した。
黒沢は安達に迷惑だからと止めるが、
六角が遊びにくれば、黒沢とのスイートライフは回避できる!
『いいよ!』
『マジすか!?やった~。俺、めっちゃ盛り上げますよ』
そんな安達を、黒沢はやるせない気持ちで見つめていた…。
愚かでもいい!
一方、柘植(浅香航大)は、湊(ゆうたろう)に会いたい一心で、
1時間おきに時間指定で商品を注文してしまう。
するとピンポーン。
呼び鈴が鳴り、柘植は急いで髪形を直しながら外に出た。
でもそれは湊ではなかった。
…配達員は1人ではない。きっと次は…
柘植はそう思いながら玄関を開けるが、湊は来ない。
しまいには配達員がまとめて荷物を持ってきてしまい、
柘植の狭い部屋は段ボールでいっぱいになった。
…担当エリアが変わったのか?それともシフトが入っていないのか?
配送センターに偵察に行った柘植は、不安になる。
まさか湊は、俺が湊を気になっていることに気づいてしまったのだろうか?
「おっさんのくせにキュンとか、キモ過ぎだろ。
もう2度と配達になんて行くか!」
柘植は、湊にあっかんべ~とされる妄想に駆られ、道端で頭を抱えうずくまった。
するとどこからか音楽が聞こえてきた。
柘植が音の方に引き寄せられていくと、湊が公園で踊っているではないか!
「恋をすると人は愚かになる…。
そんな言葉を残したのは、ニーチェだったか、シェイクスピアだったか、、、」
「どうやら俺も例外ではないらしい」
「俺は 愚かであることが、止められない…!」
湊が踊る姿を見て、柘植はにんやりと目を細めた。
嫉妬する黒沢
『はい、アーン!』
その頃、安達は六角に出来立てアツアツのたこ焼きを食べさせてもらっていた。
それを見つめる黒沢の顔!
黒沢はうっかり熱々のたこ焼きを唇につけてしまい、アチッ。
何事もなかったかのように立て直すと
『うん、悪くないな』と笑った。
だが六角は『安達さん、ついてますよ』と新婚夫婦のように、安達の口元のソースを拭う。
黒沢は目を見開くと、咳払いをして今度は自分が焼こうとした。
『いいや、黒沢さんはゆっくり食べていてください』
『いや、俺が焼く!』
黒沢はなんとか六角からボウルを奪うと、一心不乱に混ぜ始めた。
その後、黒沢はたこ焼き器を使って、ブロッコリーやパプリカのアヒージョを作った。
『うんま!』
安達が喜ぶ顔を見て、黒沢はにっこり。
『皿貸して』
…そろそろソース以外の味が欲しくなる頃だもんなぁ。
わかってるよ、安達のことは全部。
安達の「うんま!」は俺だけのものだ!
黒沢の本音を知った安達は、え!?
皿を受け取った後も、触れている膝から黒沢の声が聞こえてきた。
…でも少し大人げなかったか、六角に嫉妬するなんて。
会社では藤崎さんに嫉妬して。
もっと余裕もたなきゃな。
黒沢の意外な面を知り、安達は「可愛いかも…」と微笑んだ。
夢を諦めた六角
その後、安達は、六角が大学のダンスサークルで本格的にやっていたことを知る。
『今はやってないの?』と安達が尋ねると、
『はい、同期で1番うまかった奴はまだ続けてますけど、
何事も諦めが肝心ですからね~』
と六角は呟いた。
でも内心、六角は「なに夢を諦めた話してるんだろう、ダッサ」と思っていた。
『ま、才能がなかっただけなんですけどね』
六角の気持ちを知った安達は『いいじゃん』と言った。
昔はどうあれ、六角は今は営業部のエースになろうとしている。
新しい夢を見つけるなんてすごい。
『俺なんて夢も才能もないし、ただボーっと生きてるだけというか、
うん、六角が羨ましいよ』
『ありがとうございます』
元気になった六角は、ハバネラを入れて激辛ルーレットをしようと言い出した。
俺なんて、なんて言うなよ
その夜、六角は安達の家に泊まっていった。
でも六角のいびきがうるさくて、安達は眠れない。
すると黒沢が立ち上がり、安達のふとんをかけ直してくれた。
安達が寝たふりをしていると、黒沢が触れたところから心の声が聞こえてきた。
…六角が羨ましいって、本心なのか?
なんでそんなに自信がないんだよ。
俺なんて…、なんてもう言うなよ。
安達は俺にとって、…特別なんだから。。
黒沢が安達の頬に触れると、安達は『ん~…』と寝返りを打った。
…びっくりした~!急になんだよ
黒沢はパッと離れると、窓際に行き、息をついた。
『何やってんだ、俺…』
いなくなった黒沢
翌朝、安達が六角のアラーム音で目を覚ますと、
黒沢は綺麗にTシャツをたたみ、出て行ってしまっていた。
なんにも言わずに出ていくなんて黒沢らしくない。
LINEしても既読スルーだし、黒沢はやっぱり昨日のことが原因で出て行ったのか?
すると黒沢から「今日何時ごろ終わる?一緒に帰ろう」とLINEが届き、
考えすぎかと安達は安心した。
黒沢がある決意を秘めているとも知らずに…。
突然の告白!
その帰り、安達は家族以外の誰かにおかゆを作ってもらったのなんて初めてだから感動したと話す。
でもなんだか黒沢の様子がおかしい。
『感動なんて大げさだったかな?』
安達は言うが、黒沢は笑って先に行ってしまった。
それを見て、安達はこういうところが重いのかな…と思う。
普通、この年になったら誰かに看病されたことがあるはず。
でも今まで誰ともつき合ったことがない安達にとっては、初めての経験だった。
すると黒沢が『安達とつき合う奴は幸せだな』と、重い口を開いた。
『デートしたり、一緒に飯を食ったり、手を繋いだり、全部初めてだってことだろ?
すっげー嬉しいと思うよ?
俺だったらめちゃくちゃ嬉しい』
黒沢は立ち止まると、これ以上泊めてもらわなくて大丈夫だと振り返った。
『でもお姉さんが困るんじゃ…』
『これ以上お前と一緒にいるのがしんどいんだよ』
『…え?』
『……俺、お前のこと好きなんだ』
安達はごくんと唾を飲み込んだ。
~7話につづく~
https://twitter.com/tx_cherimaho/status/1326369304502177792?s=20
https://twitter.com/tx_cherimaho/status/1326725511490404352?s=20
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』6話の感想
とうとう黒沢が告白しましたね〜!
でもその顔はどこか切なくて。
黒沢は安達に対する気持ちが止められなくなって、踏ん切りをつけるために告白したのでしょうか?
もしそうなら切ない!(><)
人の気持ちが読めるといっても、黒沢のすべてがわかるわけじゃない。
でももし黒沢の気持ちが読めなかったら、安達は黒沢の完璧じゃない不器用な部分に気づけなかったかもしれない。
藤崎さんに嫉妬したり、六角に嫉妬したり、
たこ焼きパーティーの時の黒沢はすごい細かい表情の変化があって、見入っちゃいました。
特に、安達がたこ焼きをあ~んとしてもらってるのを見ながらたこ焼きを口に入れようとして、アチチッとなるところとか、
その後も1人でアチチッとなってるところが可愛かったです。
私にも黒沢がかわいく見えてきたんだから、そばにいる安達がそう思わないわけがない。
黒沢が離れようとしてるなら、
今度は安達が追いかける番だな!
予告が最終回かと思うくらい盛り上がっていて、え?と確認してしまいました。
次回も楽しみ〜!
それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/
またの〜。
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