『ハルとアオのお弁当箱』4話ネタバレと感想│ハルちゃんにお弁当仲間!?お弁当から透けて見えるもの。

にこ

今回は、2020年11月2日放送『ハルとアオのお弁当箱』第4話【お刺身を焼いたの】のネタバレあらすじと感想をまとめました。

4話では、ハル(吉谷彩子)にお弁当仲間が!

 

ハルは学生課の葉村(七瀬公)のお弁当の中身が見たくてたまらないが…!?

 

一方、蒼(井之脇海)に想いを寄せる後輩の梅里さん(SUMIRE)も登場。

 

どちらも気になりますね〜(>ω<)

それではさっそく、4話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『ハルとアオのお弁当箱』4話【お刺身を焼いたの】のネタバレあらすじ

ハル(吉谷彩子)がいつもお昼を食べているお気に入りの場所に行くと、既に先客がいた。

安息の地を失ったハルはキャンパスを歩き回り、やっと誰もいない理想郷を発見!

蒼(井之脇海)からもらったお弁当を食べようとした。

 

今日のメインは、鳥もも肉のジュッ。

豆板醤の味が鶏肉に染み込んで…

この絶妙に濃い味わいは、白米→鶏肉→白米→鶏肉の無限ループ!

これだけでいくらでも食べられてしまう美味しさだ。

 

『すきーー!!!』

ハルが空に向かって叫んでいると、学生課の葉村(七瀬公)がお弁当を持って話しかけてきた。

 

葉村との出会い

『お疲れさまです〜』

コミュニケーション能力のないハルは話しかけないでオーラを出すが、葉村は構わず話しかけてくる。

 

でも葉村のお弁当がおばあちゃんの手作りだと聞いたハルは興味津々

葉村は実家暮らしで、先月からおばあちゃんと同居するようになったらしい。

 

“おばあちゃんのお弁当”というフレーズからして美味しそうだもんなぁ…。

 

見たい 見たい 見たい!おばあちゃんのお弁当見たい!

 

ハルはどうにかして葉村のお弁当を見ようとするが、

葉村は蓋のすき間からサッとおかずを取り出してはパクッ。

体をクルッと90度に回転させてハルから見えないようにして食べるので、

ハルは 葉村の気を悪くさせてしまったかも…とモヤモヤしながら帰宅した。

 

お弁当から透けて見えるもの

それは気を悪くしたとかじゃないんじゃなくて、

 単純にお弁当を見られたくなかったんじゃない?

ハルから話を聞いた蒼はそう言った。

 

お弁当を見せるのは、友達を実家に招くようなもの。

例えば隠していた子供の頃のアルバムを勝手に見られちゃったり、

友達と盛り上がっている時に、お母さんが突然『どうも〜いつもこの子がお世話になってます〜』と部屋に入ってきた時のような。

ちょっと人には見られたくない、生の自分を見せるような感覚があるというのだ。

 

『だから、葉村さんもそうだったんじゃない?

お弁当から透けて見えちゃう気がしたのかもね〜。

自分のちょっと気恥ずかしい“やわ~い”ところが

 

それを聞き、ハルは ふふっ。

お弁当を見られるのは恥ずかしいけど、見る側ならいいかなと思ったのだ。

 

その人にもおうちがあって、家族がいるって想像したら“お〜同じなんだ”って感動しちゃう。

そんなの当たり前なのにね』

 

『…そうだね』

蒼はちょっと淋しそうに目を伏せた。

 

私のお弁当も見られてる?

でもその後、ハルは重大なことに気付いてしまう。

ハルが蒼のお弁当を葉村に見られたように、

自分が作ったお弁当も、蒼の職場の人に見られているかもしれない。

そう思ったハルはいつもより気合いを入れてお弁当を作った。

 

『どうか大丈夫でありますように…』

お弁当を詰め終わると、ハルはお弁当箱に手を合わせた。

 

蒼のやわ〜い部分

お昼休憩。

蒼はいつものように食堂で『いただきます』と手を合わせてからお弁当の蓋を取った。

 

するとなんだかいつもとお弁当のオーラが違う…!?

 

まずはソーセージのサラダから。

これはカレー味!?

キャベツとソーセージが合っていて美味しい♪

 

蒼が顔をほころばせていると、向こうから後輩の梅里さん(SUMIRE)がやってきた。

 

蒼のお弁当を見た梅里さんは『美味しそうですね』と言う。

『うん、美味しいの』

そう答えると、蒼は帰ったらソーセージのサラダの作り方を聞かなくちゃと言った。

 

蒼のお弁当は“同居人が作ってくれた”と聞き、

梅里さんは動揺しながら『…同居人の方ってどんな人ですか?』と尋ねた。

 

蒼が悩んでいると、

きっと素敵なひとですよね』と梅里さん。

それを聞いて思わず、蒼は吹き出した。

 

だって佐藤さん、お弁当食べてるとき、めちゃめちゃいい顔をしてましたよ?

このお弁当も色鮮やかで野菜中心だし、きっとしっかりした人なんだろうなぁって

 

『し、しっかり…!?』

それを聞いた蒼はさらに笑いが止まらなくなる。

ハルには悪いが、ハルは“しっかり”とはかけ離れているからだ。

 

今の僕のやわ〜い部分はハルちゃんだ。

でもこのやわ〜い部分は触れられるとなんだかくすぐったくて温かい。

蒼はそう思うのだった。

 

おばあちゃんのお弁当は最強!

一方、ハルは緊張の面持ちで葉村のもとへ。

すると葉村は手を振って、ハルのことを大歓迎してくれた。

やわ〜い部分は見ない。

 

やわ〜い部分は見ちゃだめ。

ハルはそう思いながら、お弁当の包みを開いた。

 

すると同じように葉村も包みを開いて手を合わせた。

 

だめー! 絶対見ちゃだめだ!

ハルは葉村のお弁当を覗きたい気持ちと闘いながら、自分のお弁当の蓋を取ろうとした。

 

そこでハルは、今日のお弁当が蒼のお弁当の残りを適当にぶっこんだやつだと気付く。

 

『…今日のお弁当は雑だから見られたら嫌だな〜と思って』

ハルが正直な気持ちを伝えると、

葉村は『自分で作ってるだけですごいですよ。見せてくださいよ』とおねだりした。

 

でも『葉村さんだって…』

ハルはじっと葉村のお弁当箱を見る。

 

葉村は『ウッ』となりつつも、いい年しておばあちゃんのお弁当なんてと言い張った。

 

でもハルにとって“だれよりも長い時間台所に立っているおばあちゃん”はフル装備の勇者と同じなのだ!

そんなおばあちゃんのお弁当は最強に美味しいにちがいない!

 

『よくわかんないけど、…そうなの?』

『そうですよ!めちゃくちゃ羨ましいです』

ハルの正直なお腹がグゥ〜と音を立てた。

それで2人はいっせーので!でお弁当を見せ合いっこすることに。

ハルはおばあちゃんのお弁当を見て、『絶対に美味しいやつだ〜』と感動した。

 

中でもハルが気になったのは、メインのごまたっぷりの奴。

それは前日に余った刺し身を一晩わさび醤油につけ込んで、水気を切り、ごまをまぶしてごま油で焼いたもの。

 

葉村は子供の頃これが大好きで、朝食に出るたび喜んでいた。

おばあちゃんはそれを覚えていて、葉村を喜ばせたくて入れてくれたのだ。

 

おばあちゃんに愛されてますね

ハルが言うと、

『…そうなのかな?』と照れくさそうに葉村は笑った。

 

それを見てハルは『やわ〜いは触っちゃだめなんだってば〜』と焦る。

でもハルは葉村のことが本当に羨ましかったのだ。

お弁当から、孫が大好きなおばあちゃんと 大事にされてる葉村が伝わってくるから…。

 

『誰かの日常が垣間見えたとき、なんかちょっと幸せだな〜と思うんです』

 

葉村はそう言って微笑むハルのお弁当を覗き込むと、

うん!いい人そうだね♪』と笑って言った。

 

しっかり素敵?

家に帰ったハルは晩ごはんを食べながら、葉村のことを報告した。

今日のメインはお刺身の盛り合わせ。

ハルは蒼が刺身を食べるのを見て「あ~」となりながらも、

葉村とは気を遣わず 仲良くやっていけそうだと言った。

 

それに対し『こっちではハルちゃんはしっかりした素敵な人だと思われたよ』と蒼。

『え~…、しっかり?…す、素敵?』

『それを聞いて、僕 爆笑しちゃった』

蒼の言葉に、ハルは複雑な気持ちになりながらひきつった笑いを浮かべた。

 

けどハルちゃんのお弁当、とっても素敵だったじゃない?

『それは!』

…それは、ハルが初めて誰かに見られていることを意識してお弁当を作ったから。

 

『だからか~』と蒼は納得。

大丈夫だよ。

ハルちゃんのお弁当を食べると、午後も頑張ろうって思えるの。

ハルちゃんのお弁当 大好き!

 

ハルがホッとした笑顔を浮かべると、

蒼は『そんなに肩に力を入れないでこれからもお弁当を作ってね』と、またお刺身を食べようとした。

 

あ”~~~~~!!!!!

 

ハルは蒼に理由を説明すると、

翌日 “お刺身を焼いたの”を作って、蒼のお弁当にも入れてあげた。

 

しあわせお弁当タイム

すると…、お醤油とわさびの香り

それに続いてごまの風味が口中に広がって、とても美味しい。

 

《ハルちゃん、ありがとう。午後も頑張れそうだよ》

 

その頃、ハルは1人でお弁当タイム。

せっかく“お刺身を焼いたの”を作ったのに、葉村は今日は来ないようだ。

 

『なかなかの再現度だと思うけどな』

ハルは満足げに“お刺身を焼いたの”を見つめると、パクッ。

その美味しさに唸るのでした♪

 

〜5話につづく〜

 

『ハルとアオのお弁当箱』4話の感想

今回もいいお話でした〜♪

お弁当を見せないように食べる葉村さん、やるな〜。

ハルとのコンビネーションもよく、人懐っこくてちょっと蒼みたいだなぁと思いました。

 

“お刺身を焼いたの”は、わさび醤油ではないけど、

安いマグロのお刺身を生姜とにんにくをちょこっと入れた醤油に漬けて、から揚げチックなものをよく作っていました。

でもそういや娘ちゃんにプイッとされてから、作ってないなぁ。

なんだか無性に食べたくなりました。

 

それに『おばあちゃんのお弁当は最強!』とハルが力説する気持ち、わかるなぁ~。

 

私にとっておばあちゃんの思い出は、

母方のおばあちゃんがおはぎで、

父方のおばあちゃんは雨の日になんでか怒られてしまったことと、

大家族でテーブルを囲んで夜でも納豆が出たことですね。

半分に切ったグレープフルーツにたっぷり砂糖をのせて食べたり(中央のくぼみに溜まった砂糖がショリショリして美味しい!)、

いちごに練乳をかけてつぶして食べるのもおばあちゃん家でできる醍醐味でした。

 

家が違えばこんなに食卓も変わるのか~と、子どもながらに驚いたものです。

だからお弁当の中身を見られたくないってわかるわー。

お弁当はその家の食卓を表す小さな縮図のような気がしますもん。

 

子どもの運動会の時とか遠足のときとか、自分のお弁当を開けるのが恥ずかしかったり…。

自分もひとん家のお弁当は見ないようにしたり…。

すごく見たい~!けど、見ちゃいけないような気がして。

 

それって隠せない素のままのやわ〜い部分が見えてしまうからなのねと納得でした。

 

でも、ハルちゃんがお弁当を見ると『その人の家族が見えるようで嬉しい』って言っていたとき、

蒼が淋しそうにしていたのが気になりました。

 

これから最終回に向けてどんどん蒼のやらかいところが明かされていくようで、気になるけど見ちゃいけないような、そんな気持ちです。

でもいつもどんなときも、お弁当でほっこりさせてくれるこのドラマ。

ほんまいいドラマじゃ〜。

 

それにハルちゃん、だんだんアニメ時間が減って、お弁当作ったり食べたり、人と会話する時間が増えてる!?

お弁当の進化と共に、ハルちゃんも成長してるんだなぁと思いました。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

 

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