『メンズ校』6話ネタバレと感想│いつか思い出してフフッと笑えるような想い出をたくさん作ろう!

にこ

今回は、2020年11月11日放送『メンズ校』第6話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

6話では、野上(西畑大吾)がまた脱走を計画!

 

それを聞いていた桃井(大西流星)は、野上たちに詰め寄られ仲間に入れられてしまいます。

 

でも桃井は、名前は「権田」だと嘘をついてしまい…!?

それではさっそく、6話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『メンズ校』6話のネタバレあらすじ

ある日の夕方、海辺を歩いていた牧主従(道枝駿佑)は、エリカ(茅島みずき)と再会する。

 

牧に気付いたエリカは気まずそうに口元を歪めると、

『嫌なとこ見られちゃったな』と砂浜にしゃがみこんだ。

 

『貝がらを拾ってるなんて女の子みたいだから…』

でも貝がらの磯くさいにおいが、持ち運べる海みたいでエリカは好きなのだ。

 

『…ほら』

牧はエリカがぶっきらぼうに差し出した貝がらに顔を近づけると

『うん、磯くさい』と同意した。

 

…やっぱりこの子はどこか中学時代の春島エリカ(桜田ひより)に似ている…。

 

『…エリカ』

思わず牧が呟くと、エリカはパッとこちらを見た。

『…だよね?名前。

そうじゃなくて、自転車に書いてあったから!』

牧が慌てて言い訳すると、

『エリカ。鷹野エリカ』と彼女は名乗った。

 

『あんたは?名前』

『牧、…主従(ちから)です』

『ちから!?』

エリカは笑って『なんか名前負け…』と言った。

 

『よく言われる。漢字違うけど』

 

でもエリカは海の方を眺めて、それ以上話そうとしなかった。

牧がそろそろ点呼の時間だと立ち上がると、

『縛られてるね。さすが超名門校』とエリカ。

 

『じゃあ、またね』

エリカは黄色い自転車に乗り、去っていった。

 

エリカと会って、牧は春島エリカと初めて会った日のことを思い出した。

 

教室で、牧が座っていると、

 

エリカはツカツカと牧を見据えながらやってきて、前の席に座った。

 

『私、春島エリカ。あんたは?』

 

『…牧…主従、です』

 

『ちから?ちからって感じしないね。名前負け』

 

 

 

牧はエリカのことを思いながら、キラキラと光る海を眺めた…。

 

野上の脱走計画

その後、寮に戻った牧は野上(西畑大吾)に呼び出された。

すると野上は『この学校に女がいた』と言い出す。

 

1ヶ月前まで還暦間近のおじいさんだった養護教諭が、

いつの間にか福原綾子(福田麻由子)に変わっていたのだ。

 

野上は常々、女は等しく花だと思っていた。

だが残念なことに、福原先生は何かが決定的に足りない。解毒効果がないに等しい。

 

野上は怒り狂う気持ちを抑え、『やはり外の女ではないとダメだ』と呟いた。

 

『まさか、また脱走!?』

『決行は明日だ』

『明日って学校あるよ?』

 

桃井(大西流星)が陰で立ち聞きしていると、

藤木先輩(大橋和也)が『おった、おった〜!』と走ってきた。

 

桃井が『シーッ』と静かにするよう促しても、

藤木は『何?忍者の真似か?』と言って、雑誌の星占いを見せてくる。

 

『見てみて〜。乙女座は失くしたお気に入りのアイテムが見つかるかも〜って。

だからお前のこと、探したんや〜。

桃井は何座や?』

『さそり座です』

 

その時、野上たちが騒いでいる声が聞こえ、藤木先輩は『またアイツら〜』と行ってしまった。

 

そろそろ終わりだ

『…学校で脱走、明日』

 

部屋に戻ってからも、桃井は野上たちが言っていたことが気になってしょうがない。

すると、ドンドンッとドアをノックする音がした。

 

桃井がドアから顔を覗かせると、鬼河原先生(袴田吉彦)が夕食を持って立っていた。

 

 

桃井が無言でトレイを受け取り、ドアを閉めようとすると、

バンッ

鬼河原はドアを押さえて言った。

 

『特例期間はそろそろ終わりだ。

これ以上出席しないと退学処分だ。

…わかってるな』

 

『…学校』

桃井は部屋の隅にかかった白いYシャツを見つめた。

 

無謀な計画

翌日、桃井は勇気を出して学校へ。

 

ポスターの「育まれる友情と信頼」という言葉を見て、『馬鹿じゃね?』と呟く桃井。

 

鏡に映った自分を、桃井はどこか虚ろな目で見つめた。

 

すると前方から『待て待て待て待て!』と藤木先輩が走ってきて、他の生徒の服装を直しているのが見えた。

 

桃井が早足で逃げると、今度は野上たちが前からやってきた!

絶対絶命の桃井は、そこにあった部屋に入り鍵をしめた。

 

すると『…どうしたの?体調悪い?』と福原先生に話しかけられた。

そこは保健室だったのだ。

 

『…い、いや』

桃井が言いかけたとき、ガチャガチャガチャ!

野上たちがやってきて、『おい!いるんだろ?福!開けろ!』とわめいた。

 

『しかたない。牧、いつものあれを』

野上が牧に回し蹴りを命じると

『ダメぇ〜!やめてぇ〜』と福原先生は悲痛な声を上げた。

 

『やっぱりいるんじゃないか!開けろ!』

 

桃井は救いを求めるような目で福原先生を見つめると、ベッドの下に潜り込んだ。

 

福原先生がドアを開けると、

牧、花井(長尾謙杜)神木(高橋恭平)源田(藤原丈一郎)の4人は先生を見て

…あぁ〜』と一様に残念そうな声を上げた。

 

『だろ?』

『だろって』

『福、』

『野上くん、いつも言ってるでしょ?福原先生』

 

野上はそれを無視すると『俺たちを盲腸にしろ』と無理難題を言い出す。

自分たちを盲腸だと診断して、ドクターヘリを呼べというのだ。

 

『できるわけないでしょ!』

福原先生は野上たちを保健室から追い出し、鍵をしめた。

 

『だから言ったじゃん』『野上って本当に主席入学なの?』と牧たちは呆れ顔。

 

野上たちが去ると、

君、1年生? 大丈夫だよ、もう誰もいないよ』と福原先生は桃井に優しく声をかけた。

 

『一緒に食べない?美味しいよ』

福原先生がお菓子を見せると、桃井はベッドの下から這い出し、黙って行こうとした。

 

いつでもおいで!何かあっても、なくても。

ここはそのためにあるんだから』

 

そう言うと、福原先生は笑顔で桃井にお菓子を渡した。

 

野上に見つかる桃井

『おい!お前!』

桃井が外に出ると、野上が腕組みして待っていた。

 

さっき保健室にいただろ?聞いてただろ、俺たちの話。答えろ!

野上に詰め寄られた桃井は、実は自分もこんなところにいたくないと思っていたと打ち明ける。

 

脱走したいっていうことか?

そこに、花井たちがやってきた。

『誰?この人』

『1年か?見ない顔だな』

 

それを聞いた桃井は、自分は1年生だけど野上たちがいる希望寮ではなく、飛翔寮だと説明。

 

桃井も脱走したいことを知ると、

神木たちは『仲間じゃん』『また脱走計画が持ち上がったら来ればいい』と歓迎した。

 

その後、桃井は花井に誘われ、戸惑いつつも神木たちと一緒に帰ることに。

 

じゃあ、また明日

『名前は?』

『…ゴン』

『…権田くん?』

花井に名前を訊かれた桃井は、つい権田だと嘘をついてしまう。

それで桃井はみんなから“ゴン”と呼ばれることになった。

 

するといきなり、神木が野球ボールを投げてきた。

桃井はキャッチしようとするが落としてしまう。

 

『ナイスファイト!』

『頑張れ!』

 

桃井がへっぽこながらも投げ返すと、神木がポーンとまたボールを投げてきた。

それを桃井はなんとかキャッチ!

 

『ナイス!』

桃井は神木と源田と一緒にキャッチボールをし、だいぶうまくなったと褒められた。

 

『じゃあまた明日ね』

『また明日…』

 

桃井は飛翔寮の近くで別れると、源田たちが帰っていく後ろ姿を見つめた。

 

『…明日』

部屋に戻った桃井は、壁にかかった制服を見つめた。

 

俺たちは仲間!

翌日、桃井はおどおどしながら頑張って登校した。

すると前方から野上と牧が歩いてきた。

 

でも野上と牧は、桃井にまったく気付かず、素通りする。

 

その時、『ゴーン!』と呼ぶ声がして花井と源田、神木がやってきた。

 

『ゴン?』

野上たちが振り返ると、

うん。昨日友だちになったんだ』と花井。

 

『一緒に脱走したいんだってよ』

『もう俺たちの仲間だもんな』

それを聞き、桃井は『うん』と嬉しそうに頷いた。

 

 

近くて遠い本土

放課後、牧たちはまた海へ。

でもとうとう野上の策も尽きたようで、

あれだけホイホイ出てきた脱走計画も浮かばないようだ。

 

本土はそこに見えるのに…。

近いようで遠い本土を見ながら、

『なりたいね、自由…』と花井は呟いた。

 

すると後ろで見ていた桃井が『…あの』と声をかけた。

 

みんなが振り返ると、桃井は“ハンググライダーを使って上昇気流に乗って脱走できないか”と提案する。

 

牧がさすがにそれは…と言うと、

『いけるかもしれない』と野上。

 

『ゴン、お前やるな』

野上に褒められ、桃井は嬉しそうに微笑んだ。

 

ハンググライダー計画

ハンググライダーの日本記録は、直線距離で319.7km。

本土までの最短距離は5km。

理論上は可能だ。

 

野上は何かテントのような素材があれば、ハンググライダーを作れると言った。

 

『…あるかも』

桃井は部屋に戻ると、窓を覆っていた暗幕を引きはがし、野上たちの元に戻った。

 

みんなと一緒にハンググライダーを作り、岸田商店でアイスを買って海に向かう。

それは桃井が憧れていた、仲間との日々。

 

ハンググライダーが完成し、桃井はみんなと一緒に充実した笑顔を浮かべていた。

 

みんなの願い

でもなんか、地味じゃない?』と花井が言うと、

野上はハンググライダーに

「極上の二酸化炭素を!by 野上」& 女性の絵を描いた。

 

そこでみんなも思い思いにメッセージを書くことに。

 

神木は「本物のペンダントを買うこと」。

(神木まだ諦めていないらしい。もちろん姉弟として)

 

源田は「食材ゲット。みんなにうまいもん食わす!」

 

花井は「可愛い物いっぱいGET」

 

牧は「自由に」と書いて一瞬考えると、「自由になれればいいな」

 

『ゴン、おまえも書けよ』

『いいんだよ、今思ってることとか書けば』

 

そうして桃井が書いた言葉を見て、

『すっごいいい!』『すっげぇいい!』とみんなは言った。

 

飛べなくてもいい

でも桃井は、ハンググライダーが本当に飛ぶか不安だった。

するとみんなは別に“飛ばなくたっていい”と言う。

楽しければいいというのだ。

 

でも桃井は、それじゃなんの役にも立たないし、

もっと将来役に立つことに時間をつかわないとだめなんじゃないかと思った。

 

けど源田は、

この楽しい時間こそ、

もし将来楽しくなくても、役立つことにしか時間を使っちゃいけなくなったときに絶対役に立つと言う。

 

『うん、思い出すなぁ、絶対。すげー楽しかったって』

 

『思い出せばきっと頑張れる。俺にはあんな面白いことやった仲間がいるって。

未来に何が待っていたとしても』

 

『源ちゃん、いいこと言うじゃん〜』

花井はトテトテ桃井のところまで走ってくると、

思い出したらどんなときも“フフッ”って笑っちゃうようなこと、一緒にいっぱい作ろうよ。

ね?ゴン』と肩を叩いた。

 

『おい!何やってんだ!早く行くぞ』

野上に呼ばれてみんなは歩き出す。

 

『ゴン、行くよ!』

花井に呼ばれて、笑顔で桃井は歩き出した。

 

桃井を苦しめているもの

その夜、桃井の部屋をドンドンドンドンッとノックする者が。

『桃井〜!ここか〜?』

また藤木先輩だ。

 

桃井がドアを開けると、藤木先輩は『暗いな』と部屋の電気をつけ、乱入。

桃井の部屋には台所もあって、パソコンにゲームもできる。

『なんやこの、ビップルームは〜!』

興奮している藤木に、

『なんか用ですか?』と桃井は冷たく言い放った。

 

すると藤木はまた雑誌の占い(しかも先週の)を見せて、

おまえ、なにか苦しんでないか?』と言い出す。

 

そこには「勢いでついた嘘に苦しめられるかも」と書いてあった。

 

桃井は藤木を部屋から追い出すと、鍵をしめて電気を消した。

 

暗がりの中、桃井はハンググライダーを広げた。

 

寮は飛翔寮とか、名前はゴンとか、桃井はみんなに嘘をついてしまった。

 

だから…。

 

「自分になりたい ゴン」

 

桃井はハンググライダーに書いた言葉をじっと見つめた。

 

リミット

翌朝、鬼河原先生が『今日がリミットだ』と桃井の部屋に行くと、

制服姿の桃井が出てきた。

 

行ってきます、学校

桃井は絶望街道を走っていくと、屋上にいるみんなの元へ。

 

『お〜、どうしたゴン』

 

桃井は震える手で肩からかけたバッグを触りながら、打ち明ける。

 

僕はゴンじゃない!

 

僕、本当は希望寮で、ずっと引きこもってた。

親が理事長の親戚で、期間限定の特例で、入学してから授業を1度も受けてない。

ご飯も部屋で1人で食べてて、お風呂も真夜中に気付かれないように入ってて、

 

でも見てた、みんなのこと。

ドローン飛ばしたり、盗み聞きしたりして、ずっと見てた

 

『なんで?』

 

…羨ましかったから。

だっていつも笑ったり、ケンカしたり、真剣に馬鹿なことしたりして、

そういうのがめちゃくちゃ楽しそうで!』

 

桃井は今まで、仲間なんて漫画やアニメの中だけの都市伝説だと思っていた。

でも本当にあるんだなぁと思った。

 

そしてようやくその仲間に入れてもらえたのに、

それはゴンで、桃井じゃない。

 

すると『僕もみんなに嘘をついたよ』と花井が立ち上がった。

でもみんなのおかげで花井は、本当の自分になれたのだ。

 

『教えてよ、本当の名前』

牧が尋ねると、

『桃井天』と野上が言った。

 

野上は最初に脱走しようとした時にドローンが追ってきたときから、

この寮には謎の人物がいると薄々気づいていた。

敵か味方かはわからなかったが、害がないので放置していたのだ。

 

『じゃあ、桃井天だから、ももティンだね』

花井があだ名をつけると、

『よろしくな、ももちん』と源田が言った。

 

『違うよ、ももティンだよ!』

花井が何度教えても、源田はももちんとしか言えない。

 

『ほら来い、桃井!作戦を説明する』

 

桃井はみんなの輪に入り、

ハンググライダーに書いた名前を、ゴンではなく“桃井”と書き直した。

 

あとは、確実に飛べるいい風が吹くのを待つだけ…。

 

『…もう吹いてるよ』

桃井は思わず笑顔で呟くと、

 

『なんでもない』とごまかした。

 

 

 

自分になりたい 桃井

 

〜7話につづく〜

 

https://twitter.com/tx_menskou/status/1326553889328439296?s=20

『メンズ校』6話の感想

ももティン、仲間に入れてよかったですね〜。

『バーカ』が口ぐせだったももティンが、仲間になってからは1度も言ってない。

おどおどした立ち方、歩き方はそうそうなくならないけど、

その目は次第に輝き、笑顔も見えるようになってましたね〜。

 

ほんと、花井の時も思ったけど、彼らは誰も否定せず、ありのままにいいよと受け入れてくれるからすごいよなぁ。

 

こんな楽しい仲間とバカをやって過ごせたら、それは大人になったとき、スーパー強い味方の想い出になってくれるはず。

 

そんな想い出、自分にもあったかな…と遠い目をしてしまいました。

あるようでないかなー。

 

それにしても、いつも源ちゃんはいいこと言うなー。

そして真面目な顔して、ももティンが言えなくて“ももちん”になるところが、彼のお笑い本領発揮でしたね。

アドリブ満載に笑ってしまいました(≧∇≦)

 

福原先生も、この前は野上に言われ放題だったけど、今回は先生らしいところも見えてかっこよかった!

おっとりした話し方もなんだか癖になる…。

 

ひさしぶりに登場した鬼河原先生も、実はちょっといい人っぽい?

 

もういい風が『吹いてるよ』という桃井の笑顔がよかったですね〜。

ハンググライダー、ちょっとでも飛べるといいなぁ。。

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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