『生きるとか死ぬとか父親とか』7話ネタバレと感想│ただ話を聞いてほしいとき。知らず知らずのうちに相手を選んでいるときもあるよね~。。

にこ

今回は、2021年5月22日放送『生きるとか死ぬとか父親とか』7話「不倫とか友情とか」のネタバレあらすじと感想をまとめました。

Ⓒ『生きるとか死ぬとか父親とか』製作委員会

トキコ(吉田羊)とミナミ(石橋けい)、北野(中村優子)の3人はいつものように仲良く女子会を開いていた。

 

しかし突然、ミナミがトイレに泣きながら駆け込み…。

 

なんとミナミの夫が不倫しているというのだ!

 

北野は話を聞いていたのに、自分だけ知らなかったことにトキコはショックをうけるが…!?

それではさっそく、7話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います。

 

その他のあらすじ

『生きるとか死ぬとか父親とか』7話のネタバレあらすじ

ある夜、トキコ(吉田羊)は、友人の北野(中村優子)ミナミ(石橋けい)と家でたこ焼き&お好み焼きパーティーをしながらお酒を飲んでいた。

 

2人はトキコのラジオを聴いてくれていて、相方のアナウンサー・東(田中みな実)の存在がすごいと褒めちぎる。

同棲中の彼氏に浮気され、別れるべきかどうか?という相談に対する「別れるときには友達を頼れ」というトキコのアドバイスも、彼女が引き出してくれたものだったからだ。

 

それにトキコの「別れる前に引っ越し先を決めておく」というアドバイスも、お金も労力もかかるから現実的じゃないとミナミは言う。

 

トキコはそんなの彼氏の目を盗んでやればいいのよ、やり方はいろいろあるわよと簡単に答えるが、

『じゃあ、子供がいたら?

毎日子育てしててそれだけで大変なのに、そんな時間あると思う?』

と、ミナミは泣きながらトイレに駆け込んでしまう。

 

突然のことに、トキコはびっくり。

すると北野が、ミナミの夫・まさとが浮気していることを教えてくれた。

それでミナミはずっと悩んでいたのだ。

トキコは北野は知っていたのに、自分だけ知らなかったことにショックをうける。。

 

夫の不倫

しばらくして落ち着いたミナミは部屋に戻り、話し始めた。

どうやら、まさとはミナミが子供を連れて実家に帰っている間に元カノと会っていたらしい。

 

それに気づいたのは、2年前にやめたはずのタバコの香りがクローゼットにあったまさとの服からしたから。

 

それでしつこく問いつめたら、否定はするものの動揺していて。

結局、まさとも1回だけしたと認めたのだ。

でもその後もいろいろ気になることがあって、北野に相談したところ、

『絶対続いてる』と言われて。

 

夫のことを嫌いになりたいけどなれず、女のほうが憎たらしく思えて、そんなことばかり考えていたら、自分がみじめに思えてきたというミナミ。

 

それに対し、トキコはやり直すにしろ別れるにしろ、1度実家に帰って考えるべきだと提案。

北野もそれなら子供のめんどうもみてもらえるし、前の職場に相談して復帰することもできるのでは?という。

 

でも何年も前に仕事をやめて専業主婦になったミナミは、そんな簡単に職場復帰なんて言わないで!と反論。

今も仕事を続け、経済的に自立しているトキコと北野と、ミナミの考え方の違いが明らかに。。

 

『私はね、ミナミが苦しんでるんだったら、なるべくその時間を減らしていったほうがいいと思うの。

できるだけ自分が幸せだなって思える時間を増やしていくのが大事なんじゃないかな?』

 

『わかってる…』

でも同棲していたカップルが別れるみたいに、そんな簡単にはいかない。

子供がいるんだから。

 

旦那と別れて自分が幸せになったとしても、子供はどうなるの?

パパとママが離婚するなんて子供は望んでいない。

 

トキコの家も、父の不倫に悩まされていたが、母はトキコに辛そうな顔は見せなかった。

でももし離婚していたら、トキコはきっと悲しかっただろう。

 

けどトキコは、母親に苦しいって正直に打ち明けてほしかったし、そんな母をもっと助けたかった。

それができなかったことが本当にもどかしい。

 

それに当時、父の不倫でトキコが苦しんでいた時、トキコはミナミと北野にずいぶん助けられた。

だからもっと早く相談してほしかった。

 

トキコが正直な気持ちをミナミにぶつけると、少し元気になったのか、ミナミは尋ねた。

『ねえ、トッキーのママ、お父さんの悪口言ってた?』

『ううん、全然。でもよく、こう言ってた。

うちにお父さんはいない。

うんと年の離れたお兄さんと、あなたと、お母さん、3人家族よ

 

それを聞き、北野は張り詰めた表情で黙り込み、

ミナミは『トッキーのママ、お父さんのこと大好きだったんだね』と笑顔になった。

 

結局、ミナミがたどり着いた答えは、別居も離婚もしない。

子供のために家庭を守る、というものだった。

 

トキコの母はどうだったのだろうか?

やはりトキコのことを考えて、離婚を踏みとどまっていたのだろうか?

 

『話を聞いてくれてありがとう』

少しスッキリした顔で帰っていくミナミを見送った後、北野とトキコは飲みなおすため、お酒を買いにコンビニに行った。

 

ただ話を聞いてほしい

その帰り道。

 

トキコは、ミナミが苦しんでいるのに自分に何も話してくれなかったことがショックだった。

だって北野には相談していたわけだし。。

 

トキコがその気持ちを北野に打ち明けると、

『別にそういうわけじゃないと思う』と北野は言う。

 

ミナミはただ自分の話に共感したり同情してくれれば気が済むのに、トキコは話を聞いたからにはその問題を解決しなきゃと一生懸命 前向きにアドバイスしてしまう。

それがしんどいときもあるのだ。

 

『・・・じゃあ、北野はどうなの?

ミナミには話せるけど、私には話しにくいことってあるの?』

『ないよ』

 

でも2人に話せてないことはある、と北野は言う。

しかもそれはトキコに言ったら絶対怒るようなことだと知り、ますますトキコは聞きたくなった。

 

北野のヒミツ

『私ね、妻子持ちの男とつき合ってるの』

 

北野は半年前から不倫していて、内緒にしていたことを謝った。

2人に話したいなぁと思ったことは何度もあったが、ミナミはあんな状態だし、トキコは不倫の話は絶対NGだから、なかなか言い出せなかったのだ。

 

『私って、みんなにいろいろ気を遣わせてるんだね』

トキコは初めて気づき、落ち込んだ。

 

北野は不倫していることに、やましさは感じないという。

自分で選んでやっていることだから。

でも罪悪感はある。

相手に家族がいるから。

 

相手の人と一緒に暮らしたいとは思わない。

むしろ、生活とか重たいものを考えなくて済むから楽。

結局、不倫は「恋愛」のいいとこどりをしているようなものだから。

 

不倫していて嫌だと思うのは、彼が電話で奥さんや子供に嘘をついているのを見た時。

向こうの家族は自分のことを知らないから。

自分の存在を隠し通せるならそれはそれでいいと思うし、傷つけないで済むならそれに越したことはない。。

 

でもカッコいい人だったからつき合ったのに、家族にせこい嘘をついているのを見ると悲しくなる。

街で歩いてるときに腕を組んでるとなんかビクビクしてて、堂々としてるところに惚れたのに実は気が小さい人だったんだなぁと気づいて悲しくなる。

彼のそういうところを見たくないから、最近は人の多いところには出かけなくなった。

 

それが不倫してて嫌だなぁと思うところ。

でも何より辛かったのは、そういったネガティブな感情も、ドキドキワクワクしたことも全部、トキコとミナミに話せなかったこと。

学生のときから恋愛すると北野は逐一2人に報告していたのに、今回はいっさいそういうのができなかったからだ。

 

『・・・苦しかった?』

トキコが問いかけると、

『うん。だから今日で楽になった』

と北野はホッとしたような笑顔を見せた。

 

『これからはなんでも話してね』

『うん』

 

そのとき、父(國村隼)からLINEが届いた。

「可愛かったので、飼っちゃいました」

白い鳥かごに入った2羽の文鳥を指さす父の笑顔を見て、トキコは驚く。

 

『え~!?』と声をあげるトキコを見て、

『大丈夫?なにかあった?』と北野は声をかける。

 

でもトキコは『ううん、なんでもない』と言ってしまった。

それは明らかに父が撮った写真ではなく、誰かに撮ってもらった写真だったわけで。。

 

「ありがとうございます。父に練習させたいので、自分で撮って送れと言ってください」

トキコはメッセージを送り、ふぅ~と気持ちを切り替え、北野のほうを振り返った。

 

人はみな、秘密を抱えているのかもしれない。

トキコだって、そうだ。

 

改めて気づかされたこと

その後のラジオで。

東はひさしぶりに女友達と会って話をしたのだが、話が合わなくなっていてショックだったという。

 

結婚して子供がいる友達は、どうしてもその話題に。

でも経験のない東は共感することができず、早々に解散。

 

トキコもその経験はあるが、それは一時的なもの。

また子育てが落ち着いてきたら元のように話せるようになるし、心配しなくていい。

 

『私もあの後、婦人会を開いたんですけどね』とトキコは振り返りながら話す。

 

『お互いの人生観がぶつかったというか、すれ違ったというか・・・。私も反省しなきゃと思うところがあって』

 

こうして悩み相談をうけていると、どうしても相手の苦しみを解決しなきゃ、そこから抜け出せるようになにかしなきゃと思ってしまう。

 

でも、相手は解決を求めているわけじゃなく、聞いてくれるだけで救いになることもある。

心から共感できなくても、否定しないで聞くことが大事なときもある。

それとは逆に、誰にも話せずどんどん悪いほうへ自分を追い詰めてしまうこともあるだろう。

 

それぞれが抱えている問題を話したり、聞いたり、共感したり、寄り添うだけでも救いになるということを、トキコは改めて考えさせられたのだった。

 

その話を、ラジオを通じてミナミも北野も聞いていた。

 

夫が子供をお風呂に連れていくのを見ながら、皿を洗うミナミ。

薄暗い自分の部屋でお酒を飲みながら、聞いている北野。

 

それぞれが、それぞれの想いを抱えながら今日も夜が更けていく。

 

文鳥

その後、トキコは父の家に文鳥を見に行った。

 

『可愛いけど大丈夫?ちゃんとめんどう見られる?』

『大丈夫だよ』

 

父はそう言うが、文鳥は8~10年も生きると聞いて少し驚いたようだ。

 

『お父さん、この先あと10年は死ねないよ』

 

トキコに釘を刺され、父は神妙な顔でうなずき、微笑んだ。

 

 

 

第7話「不倫とか 友情とか 秘密とか」終

 

 

~8話につづく~

 

 

『生きるとか死ぬとか父親とか』7話の感想

今回は原作にはないオリジナル!

 

初見は「不倫」と女友達との考えの相違という、なかなか厳しい感じだったが、あらすじを書きながら見直してみると、なんかすごくいい話だった。

不倫という言葉がやたら出てくるのでそれに惑わされがちだけどそうじゃなく、

ただ話を聞いてほしくて、気持ちに寄り添ってくれるだけで楽になれることもある。

 

たしかにどうしたらいいかわかんなくて相談することもあるけど、人に話ができるようになっているときには大体、自分の答えって出ているものですよね。

それでいいのか不安で聞いてほしいところもあるし、ただ「ひどいよね」「よかったね」と共感してほしいときもある。

 

話題が子供の話になってしまいがちというのは最近、私も気にしていたことだったのでグサリと胸に刺さりつつ、じゃあ何を話せばいいのかと悩むところもあり。

共感できないのに、共感したふりをすると後で気疲れしてぐったりしている自分に気付かされるし、

話を聞くのって難しい。話をするのって難しいと思う今日この頃です。

 

ラジオを通してトキコが感じたことが、ミナミと北野に押し付けじゃなくふんわり伝わるところがよかったです。

なんだかんだ2人とも、トキコのラジオを聴いて元気づけられているのかも?

でなければ友人とはいえ、いつもラジオを聴いてくれるわけがない。

 

話が合わなくなっても時が経ったらまた前のように話せることも。

仲がよくても、やっぱり言えないことも。

 

お父さんの文鳥の写真はプライベート~って感じで親密感が出てるだけに、よりショックだったろうな、トキコ。

あんな顔、トキコには見せないもんね。。お父さん、やっぱり誰かとつき合ってるのかな?

 

お母さんが亡くなって何年も経つんだし、幸せそうな父を見てそんな人がいたっていいと思いながらも、ちくりと痛む胸もある。

うちも同じだからすごいトキコの気持ちがわかるんだよな~(>_<)

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの~。

 

その他のあらすじ