『メンズ校』2話ネタバレと感想│人生初のアタリは、一生の仲間!

にこ

今回は、2020年10月14日放送『メンズ校』第2話のネタバレあらすじと感想をまとめました。

牧(道枝駿佑)は、ルームメイトの野上(西畑大吾)から脱走計画を持ちかけられる。

 

神木(高橋恭平)、源田(藤原丈一郎)、花井(長尾謙杜)も加わり、寮を抜け出すが、

 

途中で謎の白い物体が追いかけてきて…!?

 

はたして彼らは脱走することができるのでしょうか?

それではさっそく、2話のネタバレあらすじをご紹介したいと思います♪

 

その他のあらすじ

『メンズ校』2話のネタバレあらすじ

離島にある全寮制の進学校“ 私立栖鳳高校”に入学した牧主税(道枝駿佑)は、学校と寮だけを行き来する自由のない生活に絶望を感じていた。

 

そんなある日、牧は寮のルームメイト・野上英敏(西畑大吾)から脱走計画を持ち掛けられる。

 

その計画には、小銭大好きな神木累(高橋恭平)と、食にうるさい源田新(藤原丈一郎)も加わっていた。

でも牧は『俺はお前らとは違うから…』と断ってしまう。

 

その話をこっそり、開かずの間に引きこもっている桃井天(大西流星)が聞いていた…。

 

脱走計画

ところが牧が部屋に戻ると、野上が神木と源田を部屋に連れ込み、脱走計画を練り始めた。

こんな状況では勉強どころじゃない。

 

ため息をつく牧に、野上はまた脱走話を持ちかける。

でも見つかったら退学になるのでは?と、牧は心配だった。

 

すると野上は『なるわけないだろ?』と一蹴。

日帰りでバレないように脱走すると言う。

 

そこに、牧の祖母が送ってくれたじゃがいもが大量に届いた。

それを見た野上はある作戦を思いつき、みんなを引き連れて花井衛(長尾謙杜)のもとに向かう。

 

花井の演技力

花井、お前の力が必要だ

野上はそう言うと、この前のスマホ事件で、あの怖ーい鬼河原先生(袴田吉彦)をも騙した演技力を絶賛する

 

なんだかわからないが野上は、花井の演技力で欠食届がもらえるかどうか試したいというのだ。

 

そこに『お前ら、何やってる!』と、鬼瓦の腰巾着・藤木先輩(大橋和也)が現れた。

 

『よからん相談でもしてたんじゃないだろーな?』

藤木は、5人の中でも1番ボロを出しそうな牧に集中砲火を浴びせる。

 

すると花井が『みんなにシーツの畳み方を教えてました!』と、目の前でシーツを畳んでみせた。

 

それを見た藤木は感心して、

『シーツを制するものは人生を制するからな!』とご機嫌で去っていった。

 

その様子をこっそり見ていた桃井は『…ばーか』と呟く。

 

欠食届を手に入れろ!

欠食届は、主に体調不良時に申請する。

これが認められると、一日中部屋で過ごすことが可能になり、晩飯の18時までは自由!

その間に寮から抜け出そうと、野上は考えていた。

 

そこで花井は持ち前の演技力で、鬼河原先生の前で『お腹がぁッ……』と苦しみ、見事に欠食届をゲット。

こうして花井も脱走仲間に加わることになった。

 

次に野上が行ったのは、牧の祖母が送ってくれたじゃがいもを日に当てて発芽させること

 

芋の芽にはソラニンやチャコニンという毒がある。

それをみんなで食べたフリをして、集団食中毒にかかったように見せかけるのだ。

 

でも芋から芽が出るには10日前後かかる。

それまで牧たちは通常どおり、学校と寮を往復する日々を送った。

 

自分の気持ち

そんな中、校内模試の結果を見た牧は、

1位の野上をはじめ、脱走仲間たちがみな上位の成績をおさめていることを知る。

それに比べ、牧は261位。下から数えたほうが早い順位だ。

 

なんで俺、アイツらと一緒にいるんだろう…

 

トボトボと歩く牧の脳裏に、また中学生時代の同級生・春島エリカ(桜田ひより)の言葉が甦る。

 

「ズルいよね、あんたって。

 

お前の好きにしていいよって、それ優しさじゃないから」

 

 

ちか。あんたはどうしたいのって、話

 

 

今の自分から抜け出そう

そしてついにじゃがいもの芽が出た!

作戦の決行は、明日の土曜日。

野上は、朝10時発のフェリーに乗ることをみんなに告げた。

 

でも牧は『俺はやっぱいいや…』とじゃがいもの入った段ボールを置いて去ってしまう。

 

花井は慌てて追いかけると、

この前、せっかく牧が助けてくれたのに嘘をついてしまったことを謝った。

 

いかない?脱走。…抜け出そうよ、一緒に

『こっから?』

ううん、今の僕たちから

 

それを聞いた牧は顔色を変え、急に走り出す。

 

寮に帰った牧は、壁に書かれた“ 自由になりたい ”という小さな文字をじっと見つめた。

 

すると『牧主税!』と、野上のよく通る声がした。

 

『おまえのことはよくわかってる。

要領悪いくせに事なかれ主義。自分への言い訳だけはボキャブラ豊富。

言いたいことを言わないくせに、わかってもらえないとイラついて、

交わらないくせに群れたがる。

 

でもな、この脱走にはお前の力が必要だ

 

『…は?』

 

たぶん

『たぶん??』

 

決行は明日。よろしくな

 

それだけ言うと、野上は行ってしまった。

チリーンチリーン。

牧の心の中に、少しだけ風が吹いた。

 

作戦決行!

翌朝の朝食の時間。

花井はみんなと目配せをし、藤木先輩の背後に近づいた。

 

『なんや?』

振り返る藤木先輩を見て、花井は生唾をゴクリ。

 

…ウ”ッ

花井はいきなり白目をむくと、苦しみ始めた。

 

慌てた藤木は鬼河原先生を呼ぶ。

それに野上たちも便乗し、『アウチ!』『…毒ッ』と下手な小芝居を始めた

 

『お前ら、変なもんでも食ったのか!』

『…ま、牧くんの実家から届いた芋を、みんなでっ』

 

しかしみんなが苦しんでいるのに、牧は見ているだけ。

 

牧、お前は食ってないのか?

鬼河原先生に問われた牧は、みんなの視線を浴び、

『…う、うぉおおおおお』と腹を押さえて倒れ込んだ。

 

先生、これでは朝食もおろか、昼食も…。欠食届を出します

野上が言うと、『僕も』『僕も』と神木たちもそれに続く。

 

しかし鬼河原先生は『その前にその芋を見せろ』と言う。

段ボールを確認すると、じゃがいもからは長い芽や根が出て、緑色になっていた。

 

こうして無事に欠食届を手に入れた野上は『先にルートを確認しにいく!』と、

牧にダミー人形(頭のみ)を渡し、風のように部屋を出ていった。

 

ひとりはみんなのために、みんなはひとりのために

でもこの期に及んでもまだ牧は行くかどうか迷っていた。

 

一方、源田たちはダミー人形をベッドに寝かせ、源田特製くさや汁をベッドに吹きかける

これで臭くて部屋には誰も近づけない!

 

その頃、野上は1人だけ私服でサングラスをかけ、海辺に座り、たそがれていた

そこに制服姿の牧たちが集合。

 

でも栖鳳高校の生徒がフェリーに乗るには、必ず制服を着ていなければならない。

 

しかたない、寄り道をする

野上たちは走って学校に向かった。

 

校内のロビーには、制服の見本が飾ってある。

でも外には洗車中の用務員のおじさんと監視カメラが。

 

無理っぽくない?

思わず牧が弱音を吐くと、

…無理?』と野上がシュタタタタ…としゃがんだまま、牧に走り寄ってきた。

 

それは行動し尽くした人間だけが使用を許可された言葉だ。おまえは不許可

 

すると『俺がやる!』と源田が凛とした顔で言った。

源田は元野球部で、ボールを当ててカメラの角度を変えるつもりだった。

 

でもここにはボールはない。

源田はこの界隈で唯一の岸田商店までいき、ソフトボールを購入。

見事な投球ホームでカメラの向きを180度回転させた。

 

その後、花井が得意の演技で『学校に忘れ物をしたけど、怖いので一緒にきてほしい』と用務員のおじさんを誘い出し、

その間に足に自信がある神木が走って制服を取ってきた。

 

でも、牧は立っているだけ。

野上はそんな牧をじっっと見つめる。

 

野上が着替えている間に、

牧は『なんで走ったの?野上のために』と神木に尋ねた。

 

だって楽しいじゃん。役に立てるの嬉しいし。な?

神木がみんなに同意を求めると、みんなはウンウン。

 

それを聞いた牧は、自分だけ何もないような気がして凹んでしまった。

 

すると『そんなことないよ!牧くんには芋があるじゃん』と、花井。

牧はぐさりとトドメを刺されるのだった。

 

謎の白い物体

出典 : 公式ホームページ公式ホームページ

 

しかし牧たちがフェリー乗り場を目指して歩き始めると、彼らを追いかけてくる謎の白い物体が…!

それは開かずの間の桃井が放ったドローンだった。

 

『ばーか…』

桃井が牧たちを見て呟いていると、寮の中が急に騒がしくなった。

 

源田のくさや汁の臭いが寮内に充満し、大変な騒ぎになったのだ。

 

藤木先輩は寝ているはずの源田たちを心配し、『お前ら大丈夫か!』と部屋に飛び込んだ。

でも布団を引っ張がすと、そこにいたのはダミー人形。

 

『神木〜!源田〜!』

藤木先輩は2人が脱走したことに気付き、大声で叫んだ。

 

決断を迫られる牧

そんなこととは知らず、牧たちは岸田商店でアイスを購入。

牧は今まで1度もアイスで当たりが出たことがなかった。

 

そこで野上たちはドローンが着いてきていることに気付く

みんなは上を見ないようにして早足で移動し、森に逃げ込んだ。

ここなら葉が生い茂っていて、ドローンからは見えない。

 

『もしかして先生にバレたとか?』

『いや、もし鬼河原にバレたのなら、車を飛ばしてくるだろう』

 

花井たちは脱走したことがバレたのではないかと、不安になった。

 

でも野上は

『引き返したいやつは引き返せ。でも俺は船に乗る』

と、どんどん先を歩いていく。

 

『それはないだろう、ここまで使っといて』

だったらついてこい!俺を信じろ

野上は振り返ると、厳しい口調でみんなに命令した。

 

すると源田が『引き返すべきだ』と言い出し、花井もそれに同調

 

神木は『俺は行きたい。でも行くなら、みんなで行きたい』と主張した。

なぜなら絶対そっちの方が楽しいから!

 

それを聞いた野上は、最後の決断を牧に委ねることにする

 

“ …マジか…。芋だけの、芋しか役に立ってない俺には、荷が重すぎる…… ”

 

蝉しぐれの中、牧はうなだれ、滴り落ちる棒アイスを見た。

 

じゃあ、これが当たったら進む。これがハズレたら引き返す。…とか?』

 

牧が思いつきで提案すると、野上はそれを承諾し、さっさと食って結果を提示しろと迫った。

 

みんなが見つめる中、牧はバニラアイスにかぶりつく。

そんな牧の脳裏に、また春島エリカの言葉が甦る。

 

「ズルいよね、あんた。

 

お前の好きにしていいよって、それ優しさじゃないから 」

 

わかってるよ…

 

「チカ、あんたはどうしたいの?って話」

 

…だからそれがわかんないんだって!

 

そこにドローンが現れ、牧がアイスを食べている様子を捉える。

でも牧はアイスを食べ続ける。

 

『それがわかんねーから、俺はいつでも…。

つうかさ、今考えてんだよ。邪魔すんな!』

 

牧はドローンに向かって叫ぶと、回し蹴り!

ドローンは見事に砕け散った。

 

 

『ほらな、やはりお前の力は必要だった』

野上に言われて、牧はぼう然とする。

 

『…あ、マッキー』

『え?』

花井に言われてアイスの棒を見ると、人生初の“ アタリ ”の文字が。

 

自由を勝ち取れ!

そこからはもうみんな、馬鹿みたいに走った。

 

「俺たちは今日、自由を勝ち取る。

このクソみたいな囚われの日々から」

 

「自由を」

「自由を」

「自由を」

「勝ち取るぞ!自由を!」

 

みんなで力を合わせ、フェリー乗り場にたどり着いた牧たち。

だが、そこで待っていたのは藤木先輩だった!

 

『お前ら!』

腕組みをした藤木に迫られ、牧たちは後退る。

 

すると鬼河原先生がワゴンを運転してやってきた。

 

『食あたりはなおったようだな』

 

それを聞き、牧たちは腹が痛い真似をするがもう遅い。

脱走計画は失敗に終わり、牧たちは車で学校に連れ戻された。。

 

その後3ヶ月間、牧たちは脱走犯として掃除などの罰を受けることになった。

 

『お前ら1年の考えてることなんてお見通しだ!退学したくなかったら、勉学だけに励んでろ』

藤木先輩はこれ見よがしに悪態をついて去っていく。

 

結局、牧たちは自由を手に入れられなかった。

でももしかしたら別のものを手に入れたかもしれないと、牧は思う。

 

牧はポケットの中からアイスの当たり棒を取り出すと、

ダルそうに掃除をしている神木、源田、花井、野上を見た。

 

たぶん俺は アタリを引いた ”

牧は微かに笑うと、また掃除を始めた。

 

 

そんな中、桃井は壊れたドローンの残骸を見つめ、『許せない…』と呟くのだった。

 

〜3話につづく〜

 

https://twitter.com/as_key2/status/1316402780949504000?s=20

『メンズ校』2話の感想

脱走計画は失敗に終わったけど、それよりも大切なものを見つけられてよかったね、牧くん。

 

今回も、あちこちにいい台詞が散りばめられていましたね〜。

無理って言っていいのは、やり尽くした人間だけだ…とか、

一緒に抜け出そうよ、今の自分から、とか。

 

上から目線のエリカちゃんの台詞はなかなかきついものがあるけど、

毎回少しずつ牧を変えていくきっかけになっていくのかな。

今回も回し蹴りが炸裂して、桃井くんのドローンが壊れてもうた…。

 

壊れたドローンを直そうとしてボロっとなって嘆く桃井くんが可愛かったです。

だんだん行動範囲が大きくなっているので、そろそろみんなと顔を合わせることになるのかな?

その時の両者の反応が楽しみです。

 

でも脱走と言っても本気で出ていこうとしていたわけじゃなかったんですね。

ちょっとした息抜きというか、退学覚悟の脱走ではないことがわかり、拍子抜け。

 

アイスを食べながらフェリー乗り場まで向かう時点で、既に自由だと思うけどなぁ〜。

懐かしいホームランバーっぽいバニラの棒アイス。

牧くんのだけ、暑さでドロドロになりながらも残しておかなくちゃいけなくて大変そうでしたね(^_^;)

 

人生初のアタリが、一生の仲間との出逢いなら最高だなぁと思って羨ましくなりました。

牧の悩みが少し晴れたところで、次回からは別の子たちの悩みが描かれていくんでしょうね。

1話2話で序章が終わり、次回からがほんとのスタートかな?

 

しかし野上は頭いいのに、なぜフェリーは制服でしか乗れないということに気付かなかったのだろう(;^ω^)

いつもカリスマっぽくしてるけど、実は抜けているところがあるんだなぁと思って面白かったです。

1人だけ私服でカッコつけてるのがおかしかった…。笑

 

それではここまで読んでくださり、ありがとうございました\(^o^)/

またの〜。

 

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